ごみ減量化に対する女子大学生意識の経年的変化 : A看護大学生を対象として

本研究は, 女子大学生のごみの分別方法に対する意識, ごみ減量化に関する自治体からの情報提供に対する認識, ごみ減量化の必要性に対する意識, ごみ減量化とダイオキシン問題に対する意識の経年的変化について知るため, A看護大学生を対象に1999年〜2004年の6年間調査した. その結果, 女子大学生は, ごみ減量化を進めるためにごみを細かく分別することの必要性を認識しており, その意識には経年的変化が無かった. ごみ減量化に対する自治体からの情報が少ないと感じ, ごみ分別に対する自治体からの情報提供を望んでいた. また, 女子学生のダイオキシン問題への関心は1999年の94.7%をピークとして少...

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Veröffentlicht in:JOURNAL OF UOEH 2006/09/01, Vol.28(3), pp.327-336
Hauptverfasser: 丹野, 恵一, 渡部(塚野), 早織, 本田, 弘志, 門脇, 正史, 中田, 康夫, 渡部, 眞
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:本研究は, 女子大学生のごみの分別方法に対する意識, ごみ減量化に関する自治体からの情報提供に対する認識, ごみ減量化の必要性に対する意識, ごみ減量化とダイオキシン問題に対する意識の経年的変化について知るため, A看護大学生を対象に1999年〜2004年の6年間調査した. その結果, 女子大学生は, ごみ減量化を進めるためにごみを細かく分別することの必要性を認識しており, その意識には経年的変化が無かった. ごみ減量化に対する自治体からの情報が少ないと感じ, ごみ分別に対する自治体からの情報提供を望んでいた. また, 女子学生のダイオキシン問題への関心は1999年の94.7%をピークとして少しずつ低下したが, 2004年において76.5%の学生が関心を持っていた. さらに, ダイオキシン排出抑制に向けたごみ減量化の必要性の認識度は, 2004年度で90%以上に達し依然高いことがわかった.
ISSN:0387-821X
2187-2864
DOI:10.7888/juoeh.28.327