鹿児島県離島における高齢者の運動器の機能向上プログラムの実践

2006年4月から実施された介護保険新予防給付に先立ち, 鹿児島県離島において筋力向上器械を使用した高齢者の運動器の機能向上プログラムを3ヵ月間実施した. その前後に行った体力測定, 生活習慣・日常生活動作(Activities of Daily Living: ADL)・手段的日常生活動作(Instrumental Activities of Daily Living: IADL)調査, 改訂版Frenchay Activities Index自己評価法の結果, 体力測定の内, 筋力, 歩行能力, 全身協調性は有意に向上し, その他の指標, ADL, IADLには有意差は見られなかった. こ...

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Veröffentlicht in:JOURNAL OF UOEH 2006/06/01, Vol.28(2), pp.229-237
Hauptverfasser: 矢野, 純子, 居林, 晴久, 西山, 知宏, 田中, 政幸, 佐藤, 茂夫, 酒井, 和代, 松田, 晋哉, 小林, 篤, 矢倉, 尚典
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:2006年4月から実施された介護保険新予防給付に先立ち, 鹿児島県離島において筋力向上器械を使用した高齢者の運動器の機能向上プログラムを3ヵ月間実施した. その前後に行った体力測定, 生活習慣・日常生活動作(Activities of Daily Living: ADL)・手段的日常生活動作(Instrumental Activities of Daily Living: IADL)調査, 改訂版Frenchay Activities Index自己評価法の結果, 体力測定の内, 筋力, 歩行能力, 全身協調性は有意に向上し, その他の指標, ADL, IADLには有意差は見られなかった. この理由としては例数が少なく筋力の向上が生活全体の活動量の増加に繋がっていないことが示唆された.
ISSN:0387-821X
2187-2864
DOI:10.7888/juoeh.28.229