急性局所性細菌性腎炎の1例

急性局所性細菌性腎炎の1例を報告した. 症例は30歳女性. 3日間続く右腰背部痛と発熱を主訴に九州労災病院泌尿器科を受診. 急性腎盂腎炎の診断で, 入院治療を受けるも, 3日間の抗菌化学療法後にも腎部痛が持続したため, 腹部CT施行し, 右腎に限局する腫瘤様陰影を指摘された. その後, 7日間の抗菌療法にて自覚症状は軽快. 退院後1ヵ月にてCTでの腫瘤陰影は消失した. 以後19ヵ月経過した現在まで, 再発はない....

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Veröffentlicht in:JOURNAL OF UOEH 2001/12/01, Vol.23(4), pp.437-441
Hauptverfasser: 山田, 陽司, 伊東, 健治
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:急性局所性細菌性腎炎の1例を報告した. 症例は30歳女性. 3日間続く右腰背部痛と発熱を主訴に九州労災病院泌尿器科を受診. 急性腎盂腎炎の診断で, 入院治療を受けるも, 3日間の抗菌化学療法後にも腎部痛が持続したため, 腹部CT施行し, 右腎に限局する腫瘤様陰影を指摘された. その後, 7日間の抗菌療法にて自覚症状は軽快. 退院後1ヵ月にてCTでの腫瘤陰影は消失した. 以後19ヵ月経過した現在まで, 再発はない.
ISSN:0387-821X
2187-2864
DOI:10.7888/juoeh.23.437