日本大学の Google Apps Education Edition の導入について

「I. はじめに」Googleは, 社会の破壊者なのか, それとも救世主なのか. 日本大学(以下, 本学)は, 平成19年4月1日からGoogle Apps Education Edition(以下Google Apps)のサービスを開始した. 日本初ということもあって, 早々とても大きな反響があり, 多くのマスコミや国立・私立大学の取材を受けることになった. 大学関係者からの質問は, Google Appsは本当に無料でしたか. 広告表示で学内の反対はありませんでしたか. 連動型広告表示でメールの中身を見られているのではないのですか. 本当に数億の経費が削減できたのですか. 本当にGoogl...

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Veröffentlicht in:医学図書館 2007/12/20, Vol.54(4), pp.395-398
1. Verfasser: 吉野, 英治
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「I. はじめに」Googleは, 社会の破壊者なのか, それとも救世主なのか. 日本大学(以下, 本学)は, 平成19年4月1日からGoogle Apps Education Edition(以下Google Apps)のサービスを開始した. 日本初ということもあって, 早々とても大きな反響があり, 多くのマスコミや国立・私立大学の取材を受けることになった. 大学関係者からの質問は, Google Appsは本当に無料でしたか. 広告表示で学内の反対はありませんでしたか. 連動型広告表示でメールの中身を見られているのではないのですか. 本当に数億の経費が削減できたのですか. 本当にGoogleへの利用料の支払いは, 今後も発生しないのですか. 日大で開発した登録管理システムとは, どのようなシステムですか, などであった. 我々も初めてWebニュースを読んだ時には, 「そんなうまい話があるのか. タダほど高いものはない. 本当に大丈夫なのか. 広告が出るのか」と言うような様々な疑問, 疑念を感じた.
ISSN:0445-2429
1884-5622
DOI:10.7142/igakutoshokan.54.395