「医学用語を歩く」: シソーラス研究会ホームページの紹介

I. シソーラス研究会とは シソーラス研究会(シソ研)(会長：板橋瑞夫)は, 医学図書館員がMeSH用語を系統別体系的に学習することによって, 主題知識を吸収することを活動目的のひとつとしています. 的確な医学情報を提供するために医学用語を楽しく学んでいくための研究および情報交換を目的とした医学図書館員の研究会です. 遊びながら, MeSH用語を勉強する医学図書館員の個人的な集まりといったほうがわかりやすいかもしれません. シソ研の歴史は意外と古く昭和57年(1982)に設立された生物医学図書館員研究会(生医図研)(現在の医学情報サービス研究大会の母体のひとつ)に端を発しています. 当時, 生医図研の小グループ研究会には, シソ研のほかに, 「ユーザーインストラクション研究会」(世話人：殿崎正明日医, 足立純子聖路加), 「科学社会とコミュニケーション」(世話人：兼岩健二順天, 山崎茂明慈恵)がありました. 発足当時のシソ研では『Medical Subject Headings』(National Library of Medicine), 『医学用語シソーラス』(医学中央雑誌刊行会), 『JICST科学技術用語シソーラス』(日本科学技術情報センター)の各シソーラスの比較検討も研究テーマとしていました.