大学·ドラッグストア連携を活用した備後地域における健康食品·一般用医薬品利用実態に関する調査研究

「緒言」 現在, 日本では少子高齢化社会を超えた超少子高齢化社会への移行が急速に加速し, 福山市の位置する備後地域では, すでに超少子高齢化社会に移行しつつある. 日本の医療制度は混迷を極め, 医療費高騰の問題もあり, セルフメディケーションの重要性が再認識されている. また, 福山市の医師充足率は全国平均に遠く及ばないものの(182.9名(全国平均206.3名)人口10万人対), 薬局等の薬剤師数は全国平均を大きく上回り(152.5名(全国平均136.4名)人口10万人対, 2006年現在), 地域住民の健康食品や一般用医薬品普及の大きな担い手となっている(厚生労働省, 統計表13人口10万...

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Veröffentlicht in:医療薬学 2009, Vol.35(7), pp.487-494
Hauptverfasser: 安楽, 誠, 佐藤, 英治, 岡村, 信幸, 吉富, 博則, 古谷, 暢子, 湯原, マサエ, 梶原, 啓子, 日比野, 俐, 冨田, 久夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「緒言」 現在, 日本では少子高齢化社会を超えた超少子高齢化社会への移行が急速に加速し, 福山市の位置する備後地域では, すでに超少子高齢化社会に移行しつつある. 日本の医療制度は混迷を極め, 医療費高騰の問題もあり, セルフメディケーションの重要性が再認識されている. また, 福山市の医師充足率は全国平均に遠く及ばないものの(182.9名(全国平均206.3名)人口10万人対), 薬局等の薬剤師数は全国平均を大きく上回り(152.5名(全国平均136.4名)人口10万人対, 2006年現在), 地域住民の健康食品や一般用医薬品普及の大きな担い手となっている(厚生労働省, 統計表13人口10万対医師・歯科医師・薬剤師数, 施設・業務の種別・性・従業地による都道府県-16大都市・中核市(再掲)別(2-1), http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/06/tou 13.html). 近年, 健康食品や一般用医薬品は, 薬局, 薬店, ドラッグストアの他にスーパーマーケット, コンビニエンスストア, インターネットなどさまざまなルートから容易に購入することが可能となっている.
ISSN:1346-342X
1882-1499
DOI:10.5649/jjphcs.35.487