(3)「外来がん化学療法における薬剤師の役割」

外来がん化学療法における薬剤師の役割として, レジメンの管理(新規レジメンの検討), 処方オーダーシステムのマルチセット管理, 投与方法・投与量等の点検, 無菌調整, 医療従事者および患者への情報提供などがあげられる. 平成17年度の無菌調整件数は, 外来・入院あわせて, 2000件を超えている. 1日平均約10件で, 薬剤師6人が日替わりで調整している. 今後は, 処方監査・無菌調整にあたる各個人の知識を高めるとともに, 患者を含め他の医療従事者へ最新の情報提供が必要になってくると思われる. 具体的には教育マニュアルの作成や, チームカンファレンスの実施が今後の課題である....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:山口医学 2007-10, Vol.56 (5), p.181-182
1. Verfasser: 木下英樹
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:外来がん化学療法における薬剤師の役割として, レジメンの管理(新規レジメンの検討), 処方オーダーシステムのマルチセット管理, 投与方法・投与量等の点検, 無菌調整, 医療従事者および患者への情報提供などがあげられる. 平成17年度の無菌調整件数は, 外来・入院あわせて, 2000件を超えている. 1日平均約10件で, 薬剤師6人が日替わりで調整している. 今後は, 処方監査・無菌調整にあたる各個人の知識を高めるとともに, 患者を含め他の医療従事者へ最新の情報提供が必要になってくると思われる. 具体的には教育マニュアルの作成や, チームカンファレンスの実施が今後の課題である.
ISSN:0513-1731