プレホスピタル・ケアにおける輸液温度の適正管理: 電子レンジ湯たんぽを用いた保管方法の検討

「背景」心停止前の重度傷病者に対する病院前輸液は, 医療機関内で実施される初期輸液療法と同様に加温された輸液が望ましいが, 保温庫を装備した救急車はまれであり, 車両内で適切な温度で保管することは困難である. 今回, レンジで温め, 一定温度が長時間持続する電子レンジ用湯たんぽ(以下, 湯たんぽ)を使用した保管方法を用いて輸液の温度を長時間適切に管理できるのかを検討した....

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Veröffentlicht in:日本臨床救急医学会雑誌 2018/12/31, Vol.21(6), pp.780-781
Hauptverfasser: 木下, 和也, 金子, 正幸, 平井, 隆幸, 大河原, 治平, 池内, 尚司
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:「背景」心停止前の重度傷病者に対する病院前輸液は, 医療機関内で実施される初期輸液療法と同様に加温された輸液が望ましいが, 保温庫を装備した救急車はまれであり, 車両内で適切な温度で保管することは困難である. 今回, レンジで温め, 一定温度が長時間持続する電子レンジ用湯たんぽ(以下, 湯たんぽ)を使用した保管方法を用いて輸液の温度を長時間適切に管理できるのかを検討した.
ISSN:1345-0581
2187-9001
DOI:10.11240/jsem.21.780