第3回大阪千里メディカルラリーの開催について
2004年10月2日に第3回大阪千里メデイカルラリーを開催した。会場は万博記念公園で,6カ所のシナリオステーションを設けた。競技テームの構成は医師2名,看護師2名,救急救命士2名の計6名で,18チームが参加した。シナリオ概略は,①徐脈症例,②中毒症例,③交通外傷症例,④心停止症例,⑤転落外傷症例,⑥多数傷病者発生事例とした。18チーム中12チームが60%以上の得点を獲得した。また,競技者全員にアンケート調査を実施した。各種教育コースの受講については,二次救命処置や病院前外傷処置では受講率が高かったが,災害対応では受講率が低かった。また,メデイカルラリーの意義については,チームワークの重要性,災...
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Veröffentlicht in: | 日本臨床救急医学会雑誌 2005/12/31, Vol.8(6), pp.413-419 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 2004年10月2日に第3回大阪千里メデイカルラリーを開催した。会場は万博記念公園で,6カ所のシナリオステーションを設けた。競技テームの構成は医師2名,看護師2名,救急救命士2名の計6名で,18チームが参加した。シナリオ概略は,①徐脈症例,②中毒症例,③交通外傷症例,④心停止症例,⑤転落外傷症例,⑥多数傷病者発生事例とした。18チーム中12チームが60%以上の得点を獲得した。また,競技者全員にアンケート調査を実施した。各種教育コースの受講については,二次救命処置や病院前外傷処置では受講率が高かったが,災害対応では受講率が低かった。また,メデイカルラリーの意義については,チームワークの重要性,災害対応の重要性,現場医療の必要性の理解に有意義であったとの回答が多かった。以上よリメデイカルラリーの開催は有意義であり,全国的な展開がなされることが望ましいと考えられた。 |
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ISSN: | 1345-0581 2187-9001 |
DOI: | 10.11240/jsem.8.413 |