18. 頬粘膜腫瘍の1例

今回われわれは, 頬粘膜に生じた筋上皮腫を経験したのでその概要を報告した. 患者61歳男性, 20年前, 右下唇粘膜に小指頭大の腫瘤を自覚するも放置. 最近になり徐々に増大傾向を認め, かかりつけ医受診. 精査依頼で紹介来科となった. 初診時の口腔内所見は右頬粘膜に20mm大の弾性硬, 境界明瞭で可動性のある腫瘤を触知. 被覆粘膜は正常であった. biopsy施行しclear cell tumerの診断を得た. 2008年5月18日全身麻酔下にて切除術を施行した. 病理組織診断は明細胞を主体とした悪性筋上皮腫であった....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:東京慈恵会医科大学雑誌 2008, Vol.123 (6), p.380-380
Hauptverfasser: 戸田佳苗, 吉田奈穂子, 前田佐知子, 伊介昭弘, 入江功, 北村珠希, ニノ宮邦稔, 福永眞治
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:今回われわれは, 頬粘膜に生じた筋上皮腫を経験したのでその概要を報告した. 患者61歳男性, 20年前, 右下唇粘膜に小指頭大の腫瘤を自覚するも放置. 最近になり徐々に増大傾向を認め, かかりつけ医受診. 精査依頼で紹介来科となった. 初診時の口腔内所見は右頬粘膜に20mm大の弾性硬, 境界明瞭で可動性のある腫瘤を触知. 被覆粘膜は正常であった. biopsy施行しclear cell tumerの診断を得た. 2008年5月18日全身麻酔下にて切除術を施行した. 病理組織診断は明細胞を主体とした悪性筋上皮腫であった.
ISSN:0375-9172