3-1. 小児の頭蓋内合併症をきたした耳鼻咽喉科疾患

小児の頭蓋内合併症をきたした耳鼻咽喉科疾患の2症例を経験した. 症例1は先天性内耳奇形により髄膜炎を反復していた症例で, 症例2は副鼻腔炎の増悪により硬膜下膿瘍を形成した症例である. 2症例とも手術加療を必要とし, 手術により症状は軽快した. 耳鼻咽喉科疾患による頭蓋内合併症では起炎部位に対する手術加療が第1選択となることがあり小児科や脳神経外科など, 他科とのチーム医療が大切である....

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Veröffentlicht in:東京慈恵会医科大学雑誌 1996, Vol.111 (4), p.542-542
Hauptverfasser: 濱田幸雄, 藤原朋樹, 飯塚雄志, 千葉伸太郎, 関博之, 小林毅, 林成彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:小児の頭蓋内合併症をきたした耳鼻咽喉科疾患の2症例を経験した. 症例1は先天性内耳奇形により髄膜炎を反復していた症例で, 症例2は副鼻腔炎の増悪により硬膜下膿瘍を形成した症例である. 2症例とも手術加療を必要とし, 手術により症状は軽快した. 耳鼻咽喉科疾患による頭蓋内合併症では起炎部位に対する手術加療が第1選択となることがあり小児科や脳神経外科など, 他科とのチーム医療が大切である.
ISSN:0375-9172