大動脈バルーン性能の比較検討
「要旨」近年, 各社にて大動脈バルーン(IAB)の開発が進み, 多種類の機器が存在する. 今回3社のIABを取り上げ, その性能につき実験モデルを用いて比較検討した. IABは, ゼオンメディカル社製8F(40mL), ショートバルーン8F(35mL), 7F(35, 30, 25mL), 7Fセンサーバルーン(35, 30, 25mL), マッケ社製YAMATO7.5F(40, 35, 30mL), 東海メディカルプロダクツ社製TAU7F(40, 35, 30mL)を選択し, 実験モデルの駆動装置としてゼオンメディカル社製908を使用した. 検討項目は応答性時間, オーグメンテーション効果,...
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Veröffentlicht in: | 体外循環技術 2012-06, Vol.39 (2), p.189-193 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「要旨」近年, 各社にて大動脈バルーン(IAB)の開発が進み, 多種類の機器が存在する. 今回3社のIABを取り上げ, その性能につき実験モデルを用いて比較検討した. IABは, ゼオンメディカル社製8F(40mL), ショートバルーン8F(35mL), 7F(35, 30, 25mL), 7Fセンサーバルーン(35, 30, 25mL), マッケ社製YAMATO7.5F(40, 35, 30mL), 東海メディカルプロダクツ社製TAU7F(40, 35, 30mL)を選択し, 実験モデルの駆動装置としてゼオンメディカル社製908を使用した. 検討項目は応答性時間, オーグメンテーション効果, 狭窄病変をもつ冠動脈の末梢圧に対する変動とした. 応答性時間は各サイズともゼオンメディカル社製が優れていた. オーグメンテーションは当然ながらIAB容量が大きく収縮時間が短い方が高い効果が得られる結果であった. |
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ISSN: | 0912-2664 |