脳分離体外循環プロの技 ―大血管(上行・弓部)
大血管手術における体外循環は施設によって考え方が異なるため, 方法や手技などが多種多様です. 例えば, 脳保護に関する手技を取り上げたとしても, 順行性選択的脳灌流(SCP)と逆行性脳灌流(RCP)があります. 現在ではSCPによる症例報告が多くみられますが, 我々臨床工学技士の立場からすれば, その操作および回路構成はRCPに比べ必ずしも単純なものではないと思います. JaSECT 34回大会パネルディスカッションでは, 脳分離体外循環を行うための送血部位や方法について安全をキーワードとしたディスカッションが行われ, 35回大会では大血管手術における体外循環の安全を考えると題し, 脳保護だけ...
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Veröffentlicht in: | 体外循環技術 2011, Vol.38 (3), p.337-337 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 大血管手術における体外循環は施設によって考え方が異なるため, 方法や手技などが多種多様です. 例えば, 脳保護に関する手技を取り上げたとしても, 順行性選択的脳灌流(SCP)と逆行性脳灌流(RCP)があります. 現在ではSCPによる症例報告が多くみられますが, 我々臨床工学技士の立場からすれば, その操作および回路構成はRCPに比べ必ずしも単純なものではないと思います. JaSECT 34回大会パネルディスカッションでは, 脳分離体外循環を行うための送血部位や方法について安全をキーワードとしたディスカッションが行われ, 35回大会では大血管手術における体外循環の安全を考えると題し, 脳保護だけではなく脊髄を含めた臓器保護についての討論がなされました. 今回のラウンドテーブルディスカッションでは一般演題からの選出も含め, 全国で大血管手術(上行・弓部)を多く経験されている5名の方にご講演いただきます. |
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ISSN: | 0912-2664 |