N10-1 炎症性物質の推移からみたOff Pump CABG N10-1 とOn Pump CABGの比較検討

【目的】Off Pump CABG(OPCAB)はOn Pump CABG(ONCAB)に比較して, ローリスク, 低侵襲とされるが, 炎症性物質における客観的データは乏しい. 今回, 炎症性物質の推移からみたOPCABとONCABの比較検討を行った. 【対象】待機的に施行したOPCAB(off群, n=13), ONCAB(on群, n=7)を対象とした. 【方法】off群, on群の2群間において術前, 人工心肺開始時(冠動脈吻合開始時), 人工心肺終了時(冠動脈吻合終了時), ICU入室時, ICU入室6時間後, 第1病日, 第2病日に採血を行い, 炎症性サイトカイン(IL-6, IL-...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:体外循環技術 2006, Vol.33 (3), p.322-322
Hauptverfasser: 田口英昭, 渡邊拓也, 奥田晃久, 新田 郷, 安孫子進, 安藤理香, 石井宣大, 仁田坂謙一, 奥山 浩, 橋本和弘
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】Off Pump CABG(OPCAB)はOn Pump CABG(ONCAB)に比較して, ローリスク, 低侵襲とされるが, 炎症性物質における客観的データは乏しい. 今回, 炎症性物質の推移からみたOPCABとONCABの比較検討を行った. 【対象】待機的に施行したOPCAB(off群, n=13), ONCAB(on群, n=7)を対象とした. 【方法】off群, on群の2群間において術前, 人工心肺開始時(冠動脈吻合開始時), 人工心肺終了時(冠動脈吻合終了時), ICU入室時, ICU入室6時間後, 第1病日, 第2病日に採血を行い, 炎症性サイトカイン(IL-6, IL-8, TNF-α), 好中球エラスターゼ活性, 白血球数(WBC), CRPの各項目を測定した. On群全例において人工肺および血液回路はMedtronic社ラピッドパック(ヘパリンコーティング)を使用した. 統計処理は分散分析, Mann-Whitney U検定を用い, P
ISSN:0912-2664