ナラティブを用いた言語指導法の効果分析 : 2事例を通して

ナラティブを用いた言語指導の効果を学童 (小3, 小4) に週1で実施して検討した. 本指導は話のマクロ構造を絵で示し, 再生発話を繰り返し誘発し, 文字で子どもの発話を視覚化するなど, 構造化されている. 2事例の言語課題は異なるものの, 指導開始2カ月後にはともに語りのマクロ構造を習得し, 家庭やクラスでもその効果が認められた. 言語の問題や指導者の違いにかかわらず, 本指導法が一定の効果をもつことが示された....

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Veröffentlicht in:コミュニケーション障害学 2024-04, Vol.41 (1), p.7-14
Hauptverfasser: 入山満恵子, 田中裕美子, 松浦千春, 瀬川幸子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:ナラティブを用いた言語指導の効果を学童 (小3, 小4) に週1で実施して検討した. 本指導は話のマクロ構造を絵で示し, 再生発話を繰り返し誘発し, 文字で子どもの発話を視覚化するなど, 構造化されている. 2事例の言語課題は異なるものの, 指導開始2カ月後にはともに語りのマクロ構造を習得し, 家庭やクラスでもその効果が認められた. 言語の問題や指導者の違いにかかわらず, 本指導法が一定の効果をもつことが示された.
ISSN:1347-8451