小児病棟に勤務する新卒看護師が仕事を継続しようと思うまでの体験

小児病棟で勤務する新卒看護師が仕事を継続しようと思うまでにどのような体験をしているのかを記述することを目的として,小児病棟就職後1,2 年目の新卒看護師7名に半構造化面接を行った。分析の結果『失敗を次に生かすことが大切という考え方に変化する』『自分のやりたい看護を明確にして目標を持つ』『子どもや親からの肯定的反応で自分も「ここに居られる」と思える』『支えてくれる人がいるから頑張る』という4 つのテーマが明らかになった。小児病棟で勤務する新卒看護師が仕事を継続するには,未来のために今何をするかという考え方を持ち,その職場で自分のやりたい看護を見つけること,および,職場を自分の居場所であると感じら...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本保健科学学会誌 2016, Vol.19(2), pp.65-71
Hauptverfasser: 秋田, 由美, 飯村, 直子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:小児病棟で勤務する新卒看護師が仕事を継続しようと思うまでにどのような体験をしているのかを記述することを目的として,小児病棟就職後1,2 年目の新卒看護師7名に半構造化面接を行った。分析の結果『失敗を次に生かすことが大切という考え方に変化する』『自分のやりたい看護を明確にして目標を持つ』『子どもや親からの肯定的反応で自分も「ここに居られる」と思える』『支えてくれる人がいるから頑張る』という4 つのテーマが明らかになった。小児病棟で勤務する新卒看護師が仕事を継続するには,未来のために今何をするかという考え方を持ち,その職場で自分のやりたい看護を見つけること,および,職場を自分の居場所であると感じられることが重要であると考えられた。
ISSN:1880-0211
2433-3018
DOI:10.24531/jhsaiih.19.2_65