産褥早期の母子が退院する際の助産師の気がかりと対応
本研究は,病院勤務助産師が産褥早期の母子の退院に際し,どのような気がかりを感じているのか,そしてどのように対応し退院に向けて準備しているのか,助産師の体験を明らかにすることを目的とした。病院勤務助産師13名を対象者に,半構成的面接法を実施した。得られたデータは,面接内容を逐語録としてデータ化した後,内容分析を用いて分析を行った。その結果,助産師は,[母乳育児][サポート][育児技術][不安が強い母親][相談できない][精神疾患合併][児の体重]など1つの内容による『単一的な気がかり』とそれらがいくつか絡みあった『複合的な気がかり』を感じていた。気がかりへの対応としては,[一時的ケア][情緒的支...
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Veröffentlicht in: | 日本保健科学学会誌 2008/06/25, Vol.11(1), pp.5-11 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 本研究は,病院勤務助産師が産褥早期の母子の退院に際し,どのような気がかりを感じているのか,そしてどのように対応し退院に向けて準備しているのか,助産師の体験を明らかにすることを目的とした。病院勤務助産師13名を対象者に,半構成的面接法を実施した。得られたデータは,面接内容を逐語録としてデータ化した後,内容分析を用いて分析を行った。その結果,助産師は,[母乳育児][サポート][育児技術][不安が強い母親][相談できない][精神疾患合併][児の体重]など1つの内容による『単一的な気がかり』とそれらがいくつか絡みあった『複合的な気がかり』を感じていた。気がかりへの対応としては,[一時的ケア][情緒的支援][継続的ケア]に分類された。 |
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ISSN: | 1880-0211 2433-3018 |
DOI: | 10.24531/jhsaiih.11.1_5 |