ミニレビュー スマート農業の実状と課題

本ミニレビューは, 令和2年3月に大阪府立大学で開催予定であった日本農薬学会第45回大会において, 最終日の午後に企画されたシンポジウムでの講演(予定であった)内容をシンポジストの先生方に解説していただいたものである. 大会は新型コロナウイルス感染症の拡大をうけ, 要旨集の発行をもって開催されたが, このように先生方の解説をまとめてみると, やはり実際に大会会場で議論を深めたかったとの思いが増す. 奇しくも新型コロナウイルス対策としての行動制限は, 国内の農業における労働力不足という課題を露呈させることになった. コロナ以降の農業において, IoT, AI, および, ロボットなどの活用による...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本農薬学会誌 2020-08, Vol.45 (2), p.134-134
Hauptverfasser: 横井修司, 岡澤敦司
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:本ミニレビューは, 令和2年3月に大阪府立大学で開催予定であった日本農薬学会第45回大会において, 最終日の午後に企画されたシンポジウムでの講演(予定であった)内容をシンポジストの先生方に解説していただいたものである. 大会は新型コロナウイルス感染症の拡大をうけ, 要旨集の発行をもって開催されたが, このように先生方の解説をまとめてみると, やはり実際に大会会場で議論を深めたかったとの思いが増す. 奇しくも新型コロナウイルス対策としての行動制限は, 国内の農業における労働力不足という課題を露呈させることになった. コロナ以降の農業において, IoT, AI, および, ロボットなどの活用によるスマート化は, ますます避けて通れないものになると感じられる.
ISSN:2187-0365