保健センター等と連携したアレルギーの「保健指導」の試み
「I. 相談活動を中心に, 社会的な課題の解決に取り組む」 NPO法人アレルギーを考える母の会(以下, 当会)は, 代表の次男が重篤な喘息, アトピー性皮膚炎, 食物アレルギー, 鼻炎, 結膜炎などで苦闘した末に, 専門医に出会って劇的に健康を回復した経験をもとに, 平成11年, ともに悩んだ母親10人で発足した. 患者を適切な医療(標準治療)につなぎ健康を取り戻してもらう相談活動(年間約400人)を中心に, 患者も賢く適切な医療を知る学習懇談会や講演会活動, 学校や保育所での対応, 災害時の支援など患者の相談から浮かぶ社会的な課題を解決するために, 国や自治体, 関連学会などに建設的に働きか...
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Veröffentlicht in: | 小児保健研究 2019-11, Vol.78 (6), p.592-597 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「I. 相談活動を中心に, 社会的な課題の解決に取り組む」 NPO法人アレルギーを考える母の会(以下, 当会)は, 代表の次男が重篤な喘息, アトピー性皮膚炎, 食物アレルギー, 鼻炎, 結膜炎などで苦闘した末に, 専門医に出会って劇的に健康を回復した経験をもとに, 平成11年, ともに悩んだ母親10人で発足した. 患者を適切な医療(標準治療)につなぎ健康を取り戻してもらう相談活動(年間約400人)を中心に, 患者も賢く適切な医療を知る学習懇談会や講演会活動, 学校や保育所での対応, 災害時の支援など患者の相談から浮かぶ社会的な課題を解決するために, 国や自治体, 関連学会などに建設的に働きかける活動を継続している. 取り組みの中で, 日本アレルギー学会や日本小児アレルギー学会などの専門医との連携を深める一方, 厚生労働省や文部科学省, 消費者庁, 内閣府等の担当部門に患者の実情や課題についての情報を届け, 意見交換を継続している. |
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ISSN: | 0037-4113 |