P-18)大動脈弁石灰化の程度とaugmentation index(AI), 上行大動脈近位部壁の伸展性との関連性について
目的:大動脈弁石灰化と上行大動脈壁動脈硬化の程度とが相関するかを経胸壁心エコー(TTE), strain rate imaging(SRI), augmentation index(AI)を用いて検討した. 方法・対象:超音波機器はGE社製Vivid I, AIはオムロン社製を用いた. 対象はTTEを実施した連続75例. 傍胸骨左縁から上行大動脈近位部短軸像, そのSRIを記録, 同時にAIを測定した. オフラインで大動脈短軸像から壁厚(AoT, mm), 動脈壁のstrain rate波形から伸展ピーク値を求め(-SR), 心電図R波からその-SRピーク値までの時間(SRT, msec, √...
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Veröffentlicht in: | 日本医科大学医学会雑誌 2010, Vol.6 (4), p.219-219 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 目的:大動脈弁石灰化と上行大動脈壁動脈硬化の程度とが相関するかを経胸壁心エコー(TTE), strain rate imaging(SRI), augmentation index(AI)を用いて検討した. 方法・対象:超音波機器はGE社製Vivid I, AIはオムロン社製を用いた. 対象はTTEを実施した連続75例. 傍胸骨左縁から上行大動脈近位部短軸像, そのSRIを記録, 同時にAIを測定した. オフラインで大動脈短軸像から壁厚(AoT, mm), 動脈壁のstrain rate波形から伸展ピーク値を求め(-SR), 心電図R波からその-SRピーク値までの時間(SRT, msec, √R-R)を求めた. 結果:平均年齢65±17歳大動脈弁石灰化の程度を, 石灰化がないA群8例, 軽度B群13例, 中等度C群37例, 高度D群17例に分類. AoTはA群(2.5±0.5) vs C群(3.7±1.0, p=0.003), D群(3.6±1.1, p=0.009)で有意差あり, B群(2.9±0.9) vs C群(p=0.029)で有意差あり. SRTはA群(121±32) vs B群(274±160, p=0.016), C群(673±269, p |
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ISSN: | 1349-8975 |