P-134)多摩永山病院における胃癌手術成績の検討
目的:本院における胃癌手術症例について解析を行い全国平均と比較検討する. 対象および方法:1992年より1996年の間に手術を施行した初発胃癌167例(男:女=115:52, 平均:62.4歳, 早期癌:進行癌=53:114)を対象に, 第13版胃癌取り扱い規約に準じて解析を行った. 結果:全症例での5年生存率は51.8%, 切除率は88.4%, 治癒切除率は73.3%, 合併症率は29.6%, 術死率は3.0%, 在院死率は7.8%であった. fT別では, 5年生存率がfT1:97.7%, fT2:45.0%, fT3:17.4%, fT4:0.0%, であった. fN別では, 5年生存率が...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | Journal of Nippon Medical School 2002, Vol.69 (6), p.672-672 |
---|---|
Hauptverfasser: | , , , , , , , , , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | 目的:本院における胃癌手術症例について解析を行い全国平均と比較検討する. 対象および方法:1992年より1996年の間に手術を施行した初発胃癌167例(男:女=115:52, 平均:62.4歳, 早期癌:進行癌=53:114)を対象に, 第13版胃癌取り扱い規約に準じて解析を行った. 結果:全症例での5年生存率は51.8%, 切除率は88.4%, 治癒切除率は73.3%, 合併症率は29.6%, 術死率は3.0%, 在院死率は7.8%であった. fT別では, 5年生存率がfT1:97.7%, fT2:45.0%, fT3:17.4%, fT4:0.0%, であった. fN別では, 5年生存率がfN0:86.8%, fN:56.7%, fN2:16.2%, fN3:0.0%であった. fStage別では, 5年生存率がfStageIA:100%, fStageIB:81.5%, fStageII:50.3%, fStageIIIA:50.6%, fStageIIIB:12.5%, fStageIV:0.0%であった. 根治度別では, 5年生存率がA:86.7%, B:35.2%, C:3.5%であった. まとめ:全国平均に比し, 進行癌の占める割合が約68%と高いため, 切除率がやや低く, 合併症率や術死率がやや高くなっていると推定された. また, 5年生存率はfStageH, fStageIIIA, fStageIIIB, fStageIVでやや低めであったが, 根治度A, B, C別ではほぼ全国平均レベルであった. |
---|---|
ISSN: | 1345-4676 |