15.Helicobacter Pyloriの免疫染色の検討
目的:当院では, 胃内視鏡生検に対して, Helicobacter Pylori(以下H. Pと略す)免疫染色を日常業務として行っており, H. Pの免疫染色の再現性の向上および操作の簡便化について検討した. 対象:当院においてH. Pの感染が認められた胃内視鏡生検のパラフィン連続切片標本(20%ホルマリンにて6~12時間固定)を用いた. 方法:Maxitagsバット式ABAキットを用い, 通常, 行われている免疫染色操作(脱パラフィン後, 内因性Peroxidase阻止→前処理→Protein Bloking→1次抗体→2次抗体→Streptavidin→DAB発色→封入)において, 1)前...
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Veröffentlicht in: | Journal of Nippon Medical School 2000, Vol.67 (1), p.47-47 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 目的:当院では, 胃内視鏡生検に対して, Helicobacter Pylori(以下H. Pと略す)免疫染色を日常業務として行っており, H. Pの免疫染色の再現性の向上および操作の簡便化について検討した. 対象:当院においてH. Pの感染が認められた胃内視鏡生検のパラフィン連続切片標本(20%ホルマリンにて6~12時間固定)を用いた. 方法:Maxitagsバット式ABAキットを用い, 通常, 行われている免疫染色操作(脱パラフィン後, 内因性Peroxidase阻止→前処理→Protein Bloking→1次抗体→2次抗体→Streptavidin→DAB発色→封入)において, 1)前処理の条件についてタンパク分解酵素(トリプシン, プロテアーゼ)および, マイクロウエーブ処理(以下MWと略す), 2)1次抗体の至適希釈倍率, 3)DAB発色時間について検討を行った. 操作中の洗浄は, pH7.6Tris bafferを用いた. 結果:前処理は, トリプシン |
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ISSN: | 1345-4676 |