P-142)イントラネットを活用した形成外科臨床画像整理システムの構築

目的:旧来, いわゆるスライド, X線写真など, ともすると散逸しがちな管理の難しい情報の整理と効果的な活用を目的として, 教室内にイータネットでつながった種々のパーソナルコンピュータ(以下パソコン)から自由に入出力のできる臨床画像のためのサーバーシステムの構築を試みたので報告する. 方法:パソコンには, いわゆるWindowsとMacintoshが使われることが殆どである. これらの2つのファイルシステムの違いを吸収するために, サーバーの基本ソフトウェアとしてPC-UnixであるLinuxを採用した. また, 画像ファイルフォーマットとしては双方で扱うことの出来るjpeg形式を基本とした....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Journal of Nippon Medical School 1998, Vol.65 (6), p.572-572
Hauptverfasser: 秋元正宇, 黒田周一, 百束比古
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:目的:旧来, いわゆるスライド, X線写真など, ともすると散逸しがちな管理の難しい情報の整理と効果的な活用を目的として, 教室内にイータネットでつながった種々のパーソナルコンピュータ(以下パソコン)から自由に入出力のできる臨床画像のためのサーバーシステムの構築を試みたので報告する. 方法:パソコンには, いわゆるWindowsとMacintoshが使われることが殆どである. これらの2つのファイルシステムの違いを吸収するために, サーバーの基本ソフトウェアとしてPC-UnixであるLinuxを採用した. また, 画像ファイルフォーマットとしては双方で扱うことの出来るjpeg形式を基本とした. フィルムスキャナ, デジタルカメラなど種々の周辺機器により取り込んだ画像は, 適当なファイル変換プログラムを通して共通のjpegフォーマットに変換され, サーバに転送される. 画像ファイルはある程度の容量を超えた時点でCD-Rに記録し不用意なシステムダウンに備えた. 結果, 結論:PC-Unixを基本OSに用いたことで, 機種の違いを容易に吸収でき, また, 非常に丈夫で, 保守の容易なサーバシステムを構築することが出来た. また, システムは基本的にfree wareであるため経済的に運用できた. 運用開始から1年以上経過するが, 致命的なシステムダウンは経験していない.
ISSN:1345-4676