11)細菌性脳動脈瘤切除術,大動脈弁置換術等集学的治療を要した感染性心内膜炎の1例
症例:55歳, 男性. 主訴:発熱, 全身倦怠. 平成7年9月上旬, 発熱, 全身倦怠出現, 某院受診, 心雑音が聴取され, 心臓超音波検査(TTE)で, 大動脈弁閉鎖不全症(AR)が認められ, 感染性心内膜炎(IE)が疑われ, 当院紹介入院の予定であったが, 9月18日吐血し, 他院入院. 胃潰瘍からの出血と診断され, 輸血, 内科的治療にて軽快. 血液培養でグラム陽性菌が検出され, IE加療の目的で9月30日当院転院. 血液培養でα連鎖球菌が検出され, TTEで高度AR, 僧帽弁の疵贅形成が認められた. 抗生剤(IPM, GM)投与により炎症所見は改善. 高度ARについては, 大動脈弁置換...
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Veröffentlicht in: | Journal of Nippon Medical School 1997, Vol.64 (1), p.77-77 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 症例:55歳, 男性. 主訴:発熱, 全身倦怠. 平成7年9月上旬, 発熱, 全身倦怠出現, 某院受診, 心雑音が聴取され, 心臓超音波検査(TTE)で, 大動脈弁閉鎖不全症(AR)が認められ, 感染性心内膜炎(IE)が疑われ, 当院紹介入院の予定であったが, 9月18日吐血し, 他院入院. 胃潰瘍からの出血と診断され, 輸血, 内科的治療にて軽快. 血液培養でグラム陽性菌が検出され, IE加療の目的で9月30日当院転院. 血液培養でα連鎖球菌が検出され, TTEで高度AR, 僧帽弁の疵贅形成が認められた. 抗生剤(IPM, GM)投与により炎症所見は改善. 高度ARについては, 大動脈弁置換術(AVR)を予定していたが, 翌年1月15日, 強い頭痛出現. |
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ISSN: | 1345-4676 |