診断横断的アプローチとしてのアクセプタンス&コミットメント・セラピー : 並立習慣パラダイムの可能性(<特集>認知/行動療法)

本稿の目的は,「第3世代」の代表的な認知/行動療法である「アクセプタンス&コミットメント・セラピー」(Acceptance and Commitment Therapy:ACT)」を概観することである.そのため,本稿は,(1)マインドフルネスやアクセプタンスなどが認知/行動療法に組み込まれるようになった背景を「臨床行動分析」に基づいて概観する,(2)「臨床行動分析」(Clinical Behavior Analysis)に基づいて開発されたACTのトリートメント・モデルを紹介する,(3)ACTのエビデンスとその特徴を概観する,(4)その特徴に含まれるACTの新たな提言や展開を明示する,...

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Veröffentlicht in:心身医学 2011/12/01, Vol.51(12), pp.1105-1110
Hauptverfasser: 武藤, 崇, 三田村, 仰
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:本稿の目的は,「第3世代」の代表的な認知/行動療法である「アクセプタンス&コミットメント・セラピー」(Acceptance and Commitment Therapy:ACT)」を概観することである.そのため,本稿は,(1)マインドフルネスやアクセプタンスなどが認知/行動療法に組み込まれるようになった背景を「臨床行動分析」に基づいて概観する,(2)「臨床行動分析」(Clinical Behavior Analysis)に基づいて開発されたACTのトリートメント・モデルを紹介する,(3)ACTのエビデンスとその特徴を概観する,(4)その特徴に含まれるACTの新たな提言や展開を明示する,という内容で構成されている.
ISSN:0385-0307
2189-5996
DOI:10.15064/jjpm.51.12_1105