II-1.うつ病・眼けん痙攣と診断された本人・家族への「依存身心乖離悪循環理論」による認知行動変容リハビリ療法とその成果 : うつ病・睡眠障害に関しての本人の成長物語(一般演題,第111回日本心身医学会関東地方会演題抄録)

症例:34歳, 女性. X-7年, うつ病を発症, 治療開始し, 当科受診するまで8回の入院歴あり. 当科相談前日, 睡眠導入剤と抗精神病薬の大量服薬. もうろうとしながら薬物からの離脱の意志を表明. 本人ならび両親に, 「依存廃用身心乖離悪循環理論」と「からだ(身心)全体の調和のとれたリハビリ」の基本的治療方針を説明し同意を得て, 自立自尊の健康を目指して診療開始する. 本人の認知と行動の変容の推移をPOMSの変化と本人・母の手記から紹介. 睡眠障害を乗り越えるその時々の課題で身をもって悪循環離脱を学習し, 自ら行動変容し成長できることを報告した....

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Veröffentlicht in:心身医学 2009/08/01, Vol.49(8), pp.934
Hauptverfasser: 福井, 和彦, 中村, 吉伸
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例:34歳, 女性. X-7年, うつ病を発症, 治療開始し, 当科受診するまで8回の入院歴あり. 当科相談前日, 睡眠導入剤と抗精神病薬の大量服薬. もうろうとしながら薬物からの離脱の意志を表明. 本人ならび両親に, 「依存廃用身心乖離悪循環理論」と「からだ(身心)全体の調和のとれたリハビリ」の基本的治療方針を説明し同意を得て, 自立自尊の健康を目指して診療開始する. 本人の認知と行動の変容の推移をPOMSの変化と本人・母の手記から紹介. 睡眠障害を乗り越えるその時々の課題で身をもって悪循環離脱を学習し, 自ら行動変容し成長できることを報告した.
ISSN:0385-0307
2189-5996
DOI:10.15064/jjpm.49.8_934_3