III-2.メタボリック症候群該当者に対する行動変容技法を用いた生活指導の実践について(一般演題,第110回日本心身医学会関東地方会演題抄録)

目的:内科・心療内科外来おけるTHP心理相談員・健康管理士として生活指導し行動変容を促すことでメタボリック症候群の改善を図る. 対象:当院外来通院患者のうちメタボリック症候群に該当し, 支援面談に応じ関心期(変容ステージ)にある男性7名. 技法:担当医の指示下でのコーチング, 特にビジュアライズ法. 結果:2名脱落し, 継続した5名に関しては全例において行動変容ステージの改善を認めた. 考察:コーチング技法の1つであるビジュアライズ法をメタボリック症候群の行動変容に用いることは, 一定の意義がある可能性がある. ビジュアライズ法によって患者の主体的な健康管理習慣を身につけることを促すことが可能...

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Veröffentlicht in:心身医学 2008/12/01, Vol.48(12), pp.1066
Hauptverfasser: 林, 亮博, 飯嶋, 正広, 谷川, 誠司
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:目的:内科・心療内科外来おけるTHP心理相談員・健康管理士として生活指導し行動変容を促すことでメタボリック症候群の改善を図る. 対象:当院外来通院患者のうちメタボリック症候群に該当し, 支援面談に応じ関心期(変容ステージ)にある男性7名. 技法:担当医の指示下でのコーチング, 特にビジュアライズ法. 結果:2名脱落し, 継続した5名に関しては全例において行動変容ステージの改善を認めた. 考察:コーチング技法の1つであるビジュアライズ法をメタボリック症候群の行動変容に用いることは, 一定の意義がある可能性がある. ビジュアライズ法によって患者の主体的な健康管理習慣を身につけることを促すことが可能となると考えられた.
ISSN:0385-0307
2189-5996
DOI:10.15064/jjpm.48.12_1066_2