がん患者のための地域開放型サポートグループ・プログラムの効果検討

本研究は,がん患者のサポートグループの効果について,疾患部位や満期を混在した男性/疾患混合群(男性群),女性/疾患混合群(女性群),男女混合/疾患混合群(男女群)の3群を比較検討した.プログラムは,ミニレクチャー,グループ,自律訓練法で,週1回14O分の5回連続ヤッションとした.28名を分析対象とし,抑うつ症状(OES-D),前向き姿勢,がんへの心理的適応感(MAO),グループの雰囲気・参加度等を分析したところ,男性群は統計的に有意な変化はなかつたが,女性群,男女群はグループヘの参加によつて絶望感づ減少し,がんへの適応感づ増加した.以上より,心ずしも同一疾患のグループ編成でなくてもグループの効...

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Veröffentlicht in:心身医学 2004/02/01, Vol.44(2), pp.133-140
Hauptverfasser: 吉田, みつ子, 遠藤, 公久, 守田, 美奈子, 朝倉, 隆司, 奥原, 秀盛, 福井, 里美, 竹中, 文良
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:本研究は,がん患者のサポートグループの効果について,疾患部位や満期を混在した男性/疾患混合群(男性群),女性/疾患混合群(女性群),男女混合/疾患混合群(男女群)の3群を比較検討した.プログラムは,ミニレクチャー,グループ,自律訓練法で,週1回14O分の5回連続ヤッションとした.28名を分析対象とし,抑うつ症状(OES-D),前向き姿勢,がんへの心理的適応感(MAO),グループの雰囲気・参加度等を分析したところ,男性群は統計的に有意な変化はなかつたが,女性群,男女群はグループヘの参加によつて絶望感づ減少し,がんへの適応感づ増加した.以上より,心ずしも同一疾患のグループ編成でなくてもグループの効果が認められることが示唆された.
ISSN:0385-0307
2189-5996
DOI:10.15064/jjpm.44.2_133