4. 親の養育態度と青年期の子どもの行動特性とストレスコーピング
ストレスの対処能力には個人の心理的特性が関与しており, その特性は親の養育によってある程度方向づけられると考えられている. そこで, 一般高校生408名を対象に両親の養育態度と子どもの行動特性を分析し, それらとストレスコーピングとの関連性について検討を行った. その結果, PBIのOP得点が高い子どもは, CISSの情緒優先対処の得点が高い, もしくはYSRの社会性に問題がある行動特性の得点が高く, CA得点が高い子どもは課題優先対処の得点が高い傾向が示唆された....
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Veröffentlicht in: | 心身医学 1999/08/01, Vol.39(6), pp.482 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | ストレスの対処能力には個人の心理的特性が関与しており, その特性は親の養育によってある程度方向づけられると考えられている. そこで, 一般高校生408名を対象に両親の養育態度と子どもの行動特性を分析し, それらとストレスコーピングとの関連性について検討を行った. その結果, PBIのOP得点が高い子どもは, CISSの情緒優先対処の得点が高い, もしくはYSRの社会性に問題がある行動特性の得点が高く, CA得点が高い子どもは課題優先対処の得点が高い傾向が示唆された. |
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ISSN: | 0385-0307 2189-5996 |
DOI: | 10.15064/jjpm.39.6_482_3 |