7.地方都市の公的総合病院心療内科における採算性の問題について(一般演題)(第42回 日本心身医学会東北地方会 演題抄録)

今日のような医療冬の時代において心身医療を広め基幹病院に心療内科を創設するためには, 必要性を説くだけでは不十分で採算性への配慮が不可欠である. 労働福祉事業団, 福島労災病院はいわき市(人口36万人)に存する470床の公的総合病院である. 心療内科(スタッフは医師1名, 心理判定員1名)は内科5科体制の一角を占め, 病床は13床を配分され, 週3.5回の外来を担当している. 今回, 福島労災病院心療内科における1993年度から1995年度にかけての, 1日当たり入院および外来患者数, 平均在院日数などについてのデータを呈示し, 心身医療の採算性の問題について考察した....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:心身医学 1999/06/01, Vol.39(5), pp.390-391
Hauptverfasser: 桃生, 寛和, 遠藤, 奏恵, 松見, 康代
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:今日のような医療冬の時代において心身医療を広め基幹病院に心療内科を創設するためには, 必要性を説くだけでは不十分で採算性への配慮が不可欠である. 労働福祉事業団, 福島労災病院はいわき市(人口36万人)に存する470床の公的総合病院である. 心療内科(スタッフは医師1名, 心理判定員1名)は内科5科体制の一角を占め, 病床は13床を配分され, 週3.5回の外来を担当している. 今回, 福島労災病院心療内科における1993年度から1995年度にかけての, 1日当たり入院および外来患者数, 平均在院日数などについてのデータを呈示し, 心身医療の採算性の問題について考察した.
ISSN:0385-0307
2189-5996
DOI:10.15064/jjpm.39.5_390_4