心筋梗塞発症とストレス状況の認知
心筋梗塞の発症前のストレス状況とその認知について検討した. 対象は, 鹿児島CCU連絡協議会に所属する7病院に初回心筋梗塞で入院した65歳以下の男性患者で, 定職をもち配偶者のある58例である. 方法は, 入院後身体的に安定した時期に患者と配偶者に対して, 発症前の心身の状況について面接および質問紙により調査した. 結果は, 解決困難な問題で悩んでいたもの4例(7%), 心身ともに疲れを感じていたもの14例(24%), 大きな問題が解決してほっとしていたもの8例(14%), 軽い疲労を感じていたもの17例(29%), まったく自覚症状のなかったもの15例(26%)であった. 自覚症状のなかった...
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Format: | Tagungsbericht |
Sprache: | jpn |
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Zusammenfassung: | 心筋梗塞の発症前のストレス状況とその認知について検討した. 対象は, 鹿児島CCU連絡協議会に所属する7病院に初回心筋梗塞で入院した65歳以下の男性患者で, 定職をもち配偶者のある58例である. 方法は, 入院後身体的に安定した時期に患者と配偶者に対して, 発症前の心身の状況について面接および質問紙により調査した. 結果は, 解決困難な問題で悩んでいたもの4例(7%), 心身ともに疲れを感じていたもの14例(24%), 大きな問題が解決してほっとしていたもの8例(14%), 軽い疲労を感じていたもの17例(29%), まったく自覚症状のなかったもの15例(26%)であった. 自覚症状のなかった患者を中心に考察した. |
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ISSN: | 0385-0307 |