CAN YOU COLLABOLATE: 心不全から多職種介入のSDGsを考える

「1. 超高齢者地域の心不全療養指導に外来看護師ができること- 急性期から在宅へバトンを意識したシームレスな多職種連携に向けて - 北アルプス医療センターあづみ病院 : 和泉真実」【背景】北アルプス医療センターあづみ病院は長野県の北アルプスに近い中信地区に位置する, 2次救急対応の市中病院である. 当院の循環器病センターは2015年に発足し循環器医師看護師を含む多職種により編成され, 私は心不全療養指導士として心不全専門外来に携わっている. 本邦では平均寿命の延伸に伴い, 高齢化と共に虚血性心疾患, 高血圧や弁膜症などを背景とした心不全患者が急増している現状がある. 今後も2030年代にかけて...

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Veröffentlicht in:日本農村医学会雑誌 2024, Vol.72(6), pp.495-508
Hauptverfasser: 和泉真実, 以後勇仁, 米屋安佳里, 坂口邦彦, 佐藤賢治, 植村祐介
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「1. 超高齢者地域の心不全療養指導に外来看護師ができること- 急性期から在宅へバトンを意識したシームレスな多職種連携に向けて - 北アルプス医療センターあづみ病院 : 和泉真実」【背景】北アルプス医療センターあづみ病院は長野県の北アルプスに近い中信地区に位置する, 2次救急対応の市中病院である. 当院の循環器病センターは2015年に発足し循環器医師看護師を含む多職種により編成され, 私は心不全療養指導士として心不全専門外来に携わっている. 本邦では平均寿命の延伸に伴い, 高齢化と共に虚血性心疾患, 高血圧や弁膜症などを背景とした心不全患者が急増している現状がある. 今後も2030年代にかけて高齢化が進むとともに, 心不全患者も増加の一途をたどると予測されており心不全パンデミックと呼ばれている. 長野県は超高齢者地域と言われ, 2021年県内高齢化率は32%で全国でも19位に位置している.
ISSN:0468-2513
1349-7421
DOI:10.2185/jjrm.72.495