EBER PNAプローブを用いたEBウイルス検出方法の利便性の向上と診断への応用について

一般病院の検査室において実施可能にする事を目的として, 市販のFITC標識されたEBER PNAプローブ (ダコ社) を用いるin situ hybridization法のプロトコールを改変し, 利便性を向上した。改変法の精度確認にPCR法によるEBウイルスゲノムの検出を行なった。また, 3つの型の感染態度を知るためにLatent membrane protein-1の免疫染色も行なった。当院のEBウイルス感染を疑う症例55例, および陰性コントロール8例を対象として, 今回の改変法の有用性を検証したところ, 病理診断を確定するための良好なEBウイルス検出が可能であった。...

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Veröffentlicht in:日本農村医学会雑誌 2016/01/30, Vol.64(5), pp.882-885
Hauptverfasser: 若松, 真理, 住吉, 尚之, 横井, 智彦, 千田, 美歩, 船橋, 真紀, 福山, 隆一
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:一般病院の検査室において実施可能にする事を目的として, 市販のFITC標識されたEBER PNAプローブ (ダコ社) を用いるin situ hybridization法のプロトコールを改変し, 利便性を向上した。改変法の精度確認にPCR法によるEBウイルスゲノムの検出を行なった。また, 3つの型の感染態度を知るためにLatent membrane protein-1の免疫染色も行なった。当院のEBウイルス感染を疑う症例55例, および陰性コントロール8例を対象として, 今回の改変法の有用性を検証したところ, 病理診断を確定するための良好なEBウイルス検出が可能であった。
ISSN:0468-2513
1349-7421
DOI:10.2185/jjrm.64.882