28. 生活習慣改善の効果について-特定健診の問診より
特定健診の標準的な問診表の質問21(生活習慣の改善)に対し, 取りくみ中と回答し, その期間が6か月未満(回答(4))と6か月以上(回答(5))の2群について比較した. 男性(4)は, 平均年齢:54.66歳, 平均体重:70.58kg, 男性(5)は57.94歳, 67.41kg, 女性(4)は55.90歳, 55.94kg, 女性(5)は60.10歳, 53.45kgであった. (4)と(5)の年齢差より, 3~4年間にわたり, 生活習慣の改善に取り組むことにより, 男性では3.17kg, 女性では2.50kgの体重減少が得られたものと考えられる. この生活習慣の改善により, 男性では,...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | 日本農村医学会雑誌 2011, Vol.60 (1), p.55-55 |
---|---|
Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | 特定健診の標準的な問診表の質問21(生活習慣の改善)に対し, 取りくみ中と回答し, その期間が6か月未満(回答(4))と6か月以上(回答(5))の2群について比較した. 男性(4)は, 平均年齢:54.66歳, 平均体重:70.58kg, 男性(5)は57.94歳, 67.41kg, 女性(4)は55.90歳, 55.94kg, 女性(5)は60.10歳, 53.45kgであった. (4)と(5)の年齢差より, 3~4年間にわたり, 生活習慣の改善に取り組むことにより, 男性では3.17kg, 女性では2.50kgの体重減少が得られたものと考えられる. この生活習慣の改善により, 男性では, LDLコレステロール4.47mg/dL低下, 中性脂肪20.97mg/dL低下, HDLコレステロール2.51mg/dL増大, γ-GTP12.99IU/L低下, MetS基準該当率6.27ポイント低下が認められた. 女性では, 空腹時血糖2.38mg/dL低下, LDL-コレステロール4.01mg/dL低下, 中性脂肪3.37mg/dL低下, γ-GTP0.66IU/L低下, MetS基準該当率2.32ポイント低下が認められた. |
---|---|
ISSN: | 0468-2513 |