4. CADの有用性について
当センターでは, マンモグラフィによる乳がん検診を実施しているが, その読影方法は巡回検診が医師2人での二重読影, 一方人間ドックはCADを利用した医師1人での読影となっている. そこで今回我々は, 巡回検診の乳がん検診受診者13,987人と人間ドックの乳がん検診受診者2,679人における要精密検査率とがん発見率について比較することで, CADの有用性について検討をおこなった. 対象数に違いがあるもののその結果は, (1)がん発見率は人間ドックと巡回検診でほぼ同じ, (2)要精密検査率は人間ドックが低い, (3)人間ドックで陽性反応的中率が高い, という内容であった. この結果から, 当センタ...
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Veröffentlicht in: | 日本農村医学会雑誌 2011, Vol.60 (1), p.48-48 |
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Hauptverfasser: | , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 当センターでは, マンモグラフィによる乳がん検診を実施しているが, その読影方法は巡回検診が医師2人での二重読影, 一方人間ドックはCADを利用した医師1人での読影となっている. そこで今回我々は, 巡回検診の乳がん検診受診者13,987人と人間ドックの乳がん検診受診者2,679人における要精密検査率とがん発見率について比較することで, CADの有用性について検討をおこなった. 対象数に違いがあるもののその結果は, (1)がん発見率は人間ドックと巡回検診でほぼ同じ, (2)要精密検査率は人間ドックが低い, (3)人間ドックで陽性反応的中率が高い, という内容であった. この結果から, 当センターでは, CADの利用は有用であると考えている. |
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ISSN: | 0468-2513 |