52. リハビリ記録・看護記録の一元化導入に向けての取り組み

当院は現在, 回復期リハ病棟開設に向け準備を進めている. 2008年度以前, 当院ではリハビリ記録と看護記録の保管方法が統一されておらず, 他職種間でのスムーズな情報共有が困難な状態であった. そこで, よりスムーズな情報共有, 患者様への統一した対応を行なうために, 2009年度よりリハビリ記録と看護記録を一元化するために取り組んできた. 2009年度10月より, 当院3階病棟において試験的に記録の一元化を導入し, 2010年度4月より全病棟に記録の一元化を導入している. 記録を一元化したことにより, 他職種間のコミュニケーションが取りやすくなり看護職員へリハビリ内容が伝わりやすくなった....

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本農村医学会雑誌 2011, Vol.59 (5), p.628-628
Hauptverfasser: 手塚ちえ, 金原麻美, 岡田龍哉, 丸山あずさ, 野沢祐二, 吉澤龍也
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:当院は現在, 回復期リハ病棟開設に向け準備を進めている. 2008年度以前, 当院ではリハビリ記録と看護記録の保管方法が統一されておらず, 他職種間でのスムーズな情報共有が困難な状態であった. そこで, よりスムーズな情報共有, 患者様への統一した対応を行なうために, 2009年度よりリハビリ記録と看護記録を一元化するために取り組んできた. 2009年度10月より, 当院3階病棟において試験的に記録の一元化を導入し, 2010年度4月より全病棟に記録の一元化を導入している. 記録を一元化したことにより, 他職種間のコミュニケーションが取りやすくなり看護職員へリハビリ内容が伝わりやすくなった. しかし, 記録時の場所や時間的な制約が生じているのが現状である. また, 他職種に伝わりやすいような記録方法の設定, リハビリ記録の保管場所等の検討が今後さらに必要である.
ISSN:0468-2513