ワークショップ6:認定看護師のチーム医療における役割

「1. はじめに」わが国の医療は急激な高齢化の進展と少子化という変化の中で, 医療の質の確保が最大の使命である. 患者・家族の視点に立ったチーム医療の展開が安全で安心な医療サービスの提供に繋がると考える. 日本看護協会は医療の質の向上という目的で1997年認定看護師制度を制定し, 現在19分野で5,762人の認定看護師が看護のスペシャリストとして活躍の場を拡げている. 今回のワークショップではチーム医療の核となって活躍している認定看護師4名の方のお話を聞く機会を得ることができ, これから認定看護師を目指す人にとっても, 組織の中で認定看護師をサポートする看護管理者にとっても有意義な時間となり多...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本農村医学会雑誌 2010, Vol.58 (6), p.685-687
Hauptverfasser: 今本紀生, 神保京美, 竹之内美樹, 松島由実, 宮田恵子, 江幡恵子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「1. はじめに」わが国の医療は急激な高齢化の進展と少子化という変化の中で, 医療の質の確保が最大の使命である. 患者・家族の視点に立ったチーム医療の展開が安全で安心な医療サービスの提供に繋がると考える. 日本看護協会は医療の質の向上という目的で1997年認定看護師制度を制定し, 現在19分野で5,762人の認定看護師が看護のスペシャリストとして活躍の場を拡げている. 今回のワークショップではチーム医療の核となって活躍している認定看護師4名の方のお話を聞く機会を得ることができ, これから認定看護師を目指す人にとっても, 組織の中で認定看護師をサポートする看護管理者にとっても有意義な時間となり多くの示唆が得られたのでここに報告する. 「2. 講演概要」今本紀夫氏:JA廣島総合病院において専従の感染管理認定看護師として病院組織内での横断的な活動を展開している. その主な役割は医療関連感染サーベイランスの実施や職員教育, 多職種との協働を行なう中で, 感染予防と管理システムの構築である.
ISSN:0468-2513