48. A病院におけるエンゼルメイクの現状と今後の課題
A病院では2007年度よりエンゼルケアチームを立ち上げ, 使用する物品の適正化, 技術・知識の向上を目指し取り組んでいる. 今回ケアチームが作成した「ケア実施シート」を元にケアの実際をまとめた. 男性患者と女性患者に使用するエンゼルメイク物品数の比較については有意差が認められず, また御遺族の参加の有無による比較についても有意差は認められなかった. ケア実施後の御遺族の感想から, 「きれいになった」「穏やかな表情だ」という感想が多く得られた. 看護師はエンゼルメイク本来の目的を理解してきており, 男性・女性患者を問わずメイクを提供されてきている. 看護師は, 御遺族が可能な限りケアに参加できる...
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Veröffentlicht in: | 日本農村医学会雑誌 2010, Vol.58 (5), p.587-587 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | A病院では2007年度よりエンゼルケアチームを立ち上げ, 使用する物品の適正化, 技術・知識の向上を目指し取り組んでいる. 今回ケアチームが作成した「ケア実施シート」を元にケアの実際をまとめた. 男性患者と女性患者に使用するエンゼルメイク物品数の比較については有意差が認められず, また御遺族の参加の有無による比較についても有意差は認められなかった. ケア実施後の御遺族の感想から, 「きれいになった」「穏やかな表情だ」という感想が多く得られた. 看護師はエンゼルメイク本来の目的を理解してきており, 男性・女性患者を問わずメイクを提供されてきている. 看護師は, 御遺族が可能な限りケアに参加できる環境を整え, 意向に添ったケアを提供することが大切である. 今後も技術・意識の向上を目指すと共に, ケースカンファレンス等を行ない, 情報の共有化をしていく必要がある. |
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ISSN: | 0468-2513 |