34. 看護師と患者の指導に対する受け止めのちがい

〔目的〕従来行なわれてきた生活指導は, 退院が近づいた時点でセルフケア活動を高めることを目的として行なわれてきたが, 現在は在院日数の短縮に向かっており, 病棟での看護師による生活指導がより重要になってきている. そこで, 病棟で実際行なわれている生活指導の現状を知り, 看護師と患者の指導に対しての受け止めの違いを明らかにするためにアンケート調査を行なった. 〔方法〕看護師, 患者用にそれぞれ2種類のアンケートを作成. 回答は100ミリVASにて行なった. 〔結論〕看護師と患者の指導に対する受け止めにちがいがあったもの. 1)食事について:(1)制限食, (2)禁止食, (3)水分制限. 2)...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本農村医学会雑誌 2010, Vol.58 (5), p.582-582
1. Verfasser: 松本純一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔目的〕従来行なわれてきた生活指導は, 退院が近づいた時点でセルフケア活動を高めることを目的として行なわれてきたが, 現在は在院日数の短縮に向かっており, 病棟での看護師による生活指導がより重要になってきている. そこで, 病棟で実際行なわれている生活指導の現状を知り, 看護師と患者の指導に対しての受け止めの違いを明らかにするためにアンケート調査を行なった. 〔方法〕看護師, 患者用にそれぞれ2種類のアンケートを作成. 回答は100ミリVASにて行なった. 〔結論〕看護師と患者の指導に対する受け止めにちがいがあったもの. 1)食事について:(1)制限食, (2)禁止食, (3)水分制限. 2)病気について:在宅でその人らしく生活が出来るように, 入院中に疾病に対して医師からの説明と, 看護師の生活面で水分・食事制限が疾患との関連で重要であることを意識化する働きかけが大切である. 薬剤師・栄養士等コメディカルを含めたチーム医療で, 本人・家族の理解と生活を整えていきたい.
ISSN:0468-2513