6. 佐久地域保健福祉大学同窓会活動と今後の課題
佐久地域保健福祉大学は1990年に佐久地域住民と佐久総合病院が, 保健・医療・福祉を住民の立場で共に学習し, 地域の健康づくりや福祉のための活動をする目的で発足した. 19期まで終了し受講者は800名を超える. 修了者で組織する同窓会では全体活動のほか旧市町村単位に分かれた支部活動, 共通の興味や課題を通した7つの班活動と, 様々な地域活動を展開している. 今回, 今後の活動のために会員475名にアンケート調査を行なった. 倫理的配慮のもと会員が配布回収し回収率は86%であった. 講座や同窓会についての評価は, 知識が学べた89.2%, 生活に活かせた66.5%, 保健福祉に関心が高くなった8...
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Veröffentlicht in: | 日本農村医学会雑誌 2009, Vol.57 (5), p.737-737 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 佐久地域保健福祉大学は1990年に佐久地域住民と佐久総合病院が, 保健・医療・福祉を住民の立場で共に学習し, 地域の健康づくりや福祉のための活動をする目的で発足した. 19期まで終了し受講者は800名を超える. 修了者で組織する同窓会では全体活動のほか旧市町村単位に分かれた支部活動, 共通の興味や課題を通した7つの班活動と, 様々な地域活動を展開している. 今回, 今後の活動のために会員475名にアンケート調査を行なった. 倫理的配慮のもと会員が配布回収し回収率は86%であった. 講座や同窓会についての評価は, 知識が学べた89.2%, 生活に活かせた66.5%, 保健福祉に関心が高くなった80.7%, 人との交流が広がった74.1%. 受講後の活動は自主的学習や福祉ボランティア系などの活動が増えていた. 反面会員の高齢化に伴う受身的な活動や退会者の増加がみられた. これらに対し柔軟な生涯学習系活動, 地域関係組織と連携したサポート体制づくり, 協働活動などの取り組みが今後の大切な課題である. |
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ISSN: | 0468-2513 |