7. 高齢者の生活機能に関する調査
介護保険制度改正に伴い, 平成18年度から65歳以上を対象として基本健康診査の中に, 生活機能に関する項目が盛り込まれた. 南佐久郡小海町は65歳以上の住民すべてに問診票を配布し問診データから健診受診者と未受診者で, 特定高齢者・候補者数や介護予防等プログラム, サービス開始状況について違いがあるかどうか検討した. 結果は, 健診受診者は568人で, そのうち特定高齢者は11人(1.9%), 健診未受診者は869人で, そのうち特定高齢者候補者は, 121人(13.9%)で, 健診未受診者の方が割合は高かった. 特定高齢者・候補者の該当する介護予防プログラムは, どのプログラムも健診未受診者の...
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Veröffentlicht in: | 日本農村医学会雑誌 2008, Vol.56 (5), p.738-739 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 介護保険制度改正に伴い, 平成18年度から65歳以上を対象として基本健康診査の中に, 生活機能に関する項目が盛り込まれた. 南佐久郡小海町は65歳以上の住民すべてに問診票を配布し問診データから健診受診者と未受診者で, 特定高齢者・候補者数や介護予防等プログラム, サービス開始状況について違いがあるかどうか検討した. 結果は, 健診受診者は568人で, そのうち特定高齢者は11人(1.9%), 健診未受診者は869人で, そのうち特定高齢者候補者は, 121人(13.9%)で, 健診未受診者の方が割合は高かった. 特定高齢者・候補者の該当する介護予防プログラムは, どのプログラムも健診未受診者の割合が高く, 今回サービス開始者は18人で全て健診未受診者であった. 特定高齢者・候補者把握には, 基本健康診査以外からの情報が重要であり, 今回は問診票を使用することにより把握した. 介護予防等サービスに繋がらなかった人は半数にのぼり, 今後その要因の検討が必要である. |
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ISSN: | 0468-2513 |