1. 手術前訪問の改善を目指して ―手術前訪問を実施した患者にアンケートを試みて

現在私たちは全身麻酔下で手術を行なう患者に術前訪問を行なっている. しかし, 患者様が看護師に質問することは少なく, 単に面談し手術について説明することや情報収集に主目的が置かれ, 看護者が必要としていることに終始しているのではないか, 看護師の説明で不安を少しでも軽減することが出来たのかと自信が持てないのが現状である. そこで私たちは術前訪問を受けた患者様に, 不安は軽減されたか, どのようなことを看護師に質問したかったか, 術前訪問で使用しているパンフレットについての感想をアンケート調査し分析を行なった. その結果から, 今まで行なってきた術前訪問に対し反省すべきこと, 改善すべきことが明...

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本農村医学会雑誌 2007, Vol.56 (4), p.648-648
Hauptverfasser: 川上奈津子, 藤井彩乃, 島田弘美, 武江保子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:現在私たちは全身麻酔下で手術を行なう患者に術前訪問を行なっている. しかし, 患者様が看護師に質問することは少なく, 単に面談し手術について説明することや情報収集に主目的が置かれ, 看護者が必要としていることに終始しているのではないか, 看護師の説明で不安を少しでも軽減することが出来たのかと自信が持てないのが現状である. そこで私たちは術前訪問を受けた患者様に, 不安は軽減されたか, どのようなことを看護師に質問したかったか, 術前訪問で使用しているパンフレットについての感想をアンケート調査し分析を行なった. その結果から, 今まで行なってきた術前訪問に対し反省すべきこと, 改善すべきことが明らかとなったので報告した.
ISSN:0468-2513