11. 病院と介護老人福祉施設との連携 -高齢難治性褥瘡患者との関わりを通して

〔緒言〕当院における褥瘡患者の状況は, 発生率は減少しているが在宅や介護老人福祉施設などで発生した高齢者の褥瘡は後を絶たない. 今回介護老人福祉施設から巨大で難治性の褥瘡患者が入院してきたのをきっかけに介護老人福祉施設と連携を図り創傷治癒に有効であった取り組みについて報告を行なった. 〔症例〕94歳, 女性で仙骨部にポケットを有する20×12cm, IV度の褥瘡を認めた. 壊死部分のデブリードマンを施行後, 薬剤などを使用し保存的治療を施行した. その結果最終的には16×7cmまで改善した. 〔施設との取り組み〕退院時地域連携室が褥瘡対策チームを含めたケアカンファレンスを開き, 介護老人福祉士...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本農村医学会雑誌 2007, Vol.56 (2), p.106-106
Hauptverfasser: 奥本真史, 佐藤暢洋, 西谷恭子, 要田裕子, 高上千鶴, 奈良木八重子, 久保孝文, 江田 泉
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔緒言〕当院における褥瘡患者の状況は, 発生率は減少しているが在宅や介護老人福祉施設などで発生した高齢者の褥瘡は後を絶たない. 今回介護老人福祉施設から巨大で難治性の褥瘡患者が入院してきたのをきっかけに介護老人福祉施設と連携を図り創傷治癒に有効であった取り組みについて報告を行なった. 〔症例〕94歳, 女性で仙骨部にポケットを有する20×12cm, IV度の褥瘡を認めた. 壊死部分のデブリードマンを施行後, 薬剤などを使用し保存的治療を施行した. その結果最終的には16×7cmまで改善した. 〔施設との取り組み〕退院時地域連携室が褥瘡対策チームを含めたケアカンファレンスを開き, 介護老人福祉士施設職員に対して褥瘡治療についての教育を行ない, それをケアプランに盛り込み情報の共有化に努めた. 〔結果・考察〕褥瘡に対する基本的な知識を啓蒙することで, 褥瘡患者に対しての接し方に変化が見られ, 職員の自信につながり, 職員の意識改革ができた.
ISSN:0468-2513