17. 放射線治療業務における安全管理
放射線治療はがん治療のひとつとし近年増加傾向にある. 装置, 治療方法も複雑になってきた. この数年医療事故が報告されている. 当院では平成16年7月に治療装置を2台として高精度放射線治療センターとして開設した. 我々がこれまで行なってきた安全管理に対して検討を行なった. 装置更新前治療担当技師は2名であったが, 更新後は6名体制と装置1台2名体制とした. これにより作業効率も上がり治療前の二重検証を行なうことができた. 放射線腫瘍学会が提唱するQAプログラムに沿った方法で行ない作成された治療計画の検証は実測で検証を行なっている. 各種コンピュータへの入力, 帳簿への記載には二重チェックを行な...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | 日本農村医学会雑誌 2007, Vol.56 (2), p.85-85 |
---|---|
Hauptverfasser: | , , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | 放射線治療はがん治療のひとつとし近年増加傾向にある. 装置, 治療方法も複雑になってきた. この数年医療事故が報告されている. 当院では平成16年7月に治療装置を2台として高精度放射線治療センターとして開設した. 我々がこれまで行なってきた安全管理に対して検討を行なった. 装置更新前治療担当技師は2名であったが, 更新後は6名体制と装置1台2名体制とした. これにより作業効率も上がり治療前の二重検証を行なうことができた. 放射線腫瘍学会が提唱するQAプログラムに沿った方法で行ない作成された治療計画の検証は実測で検証を行なっている. 各種コンピュータへの入力, 帳簿への記載には二重チェックを行なっている. 放射線治療センターが開設して2年我々が行なってきた放射線治療業務及び安全管理の検討を行なった. 今後も安全で高精度の放射線治療を行なうために努力したい. |
---|---|
ISSN: | 0468-2513 |