カンファレンス活性化に向けての取り組み

交代制勤務でチーム医療をしている看護の場では情報の共有・スタッフ間の意志統一・患者の問題解決のため, カンファレンスが欠かせないものとなっている. しかし, 当病棟のカンファレンスは, 継続性に乏しく内容も有効な場となっていないのが現状であった. そこで, カンファレンスについてスタッフがどのように考えているかを調査し, 問題点や今後のカンファレンスのあり方を検討したので報告する. 状況を分析し, アプローチすることでカンファレンスの活性化ができる. 対象:当病棟看護師22名 方法:1)カンファレンスについて十字形チャート分析を行なう, 2)1)の結果より現状を明確化し改善方法を見出す, 3)...

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Hauptverfasser: 小林美幸, 中沢京子
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:交代制勤務でチーム医療をしている看護の場では情報の共有・スタッフ間の意志統一・患者の問題解決のため, カンファレンスが欠かせないものとなっている. しかし, 当病棟のカンファレンスは, 継続性に乏しく内容も有効な場となっていないのが現状であった. そこで, カンファレンスについてスタッフがどのように考えているかを調査し, 問題点や今後のカンファレンスのあり方を検討したので報告する. 状況を分析し, アプローチすることでカンファレンスの活性化ができる. 対象:当病棟看護師22名 方法:1)カンファレンスについて十字形チャート分析を行なう, 2)1)の結果より現状を明確化し改善方法を見出す, 3)2)の結果より再度十字形チャート分析を行ない評価する, 4)看護記録の監査をし, 点数評価(1~5点)する. 表1を提示し改善方法を話し合った結果, 病棟カンファレンスルールを作成した. 看護記録を監査しカンファレンスが反映されているかを改善前後で評価した.
ISSN:0468-2513