9.当院のマンモグラフィ下におけるマンモトーム生検(針生検)の報告
近年, わが国において乳がんは増加傾向にあり, 女性のがん死亡率では乳がんが第1位となっている. 国も乳がん検診の方法を見直し乳房X 線撮影の重要性を認め推奨している. 当院でも早期発見を目指し, マンモグラフィ検診, マンモトーム生検を行なっている. 導入当初から2004年6月までの結果及びマンモトームシステムの紹介をする. マンモトーム施行例132症例のうち乳がん発見率は17%で良性は79%であった. 判定困難は4%であった. 非浸潤性乳管がん11.4%と最も多く発見された. 〔まとめ〕マンモトーム生検は外科的生検より低侵襲性である. 微細石灰化病変の良悪の鑑別が可能である. 乳がん発見率...
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Veröffentlicht in: | 日本農村医学会雑誌 2005, Vol.53 (5), p.836-837 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 近年, わが国において乳がんは増加傾向にあり, 女性のがん死亡率では乳がんが第1位となっている. 国も乳がん検診の方法を見直し乳房X 線撮影の重要性を認め推奨している. 当院でも早期発見を目指し, マンモグラフィ検診, マンモトーム生検を行なっている. 導入当初から2004年6月までの結果及びマンモトームシステムの紹介をする. マンモトーム施行例132症例のうち乳がん発見率は17%で良性は79%であった. 判定困難は4%であった. 非浸潤性乳管がん11.4%と最も多く発見された. 〔まとめ〕マンモトーム生検は外科的生検より低侵襲性である. 微細石灰化病変の良悪の鑑別が可能である. 乳がん発見率が20%と高い値が出ており, カテゴリー3, 4, 5の症例に対する診断に有効的検査であるといえる. |
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ISSN: | 0468-2513 |