当院における医療機器中央管理方法について: 独自医療機器管理システムを用いた医療機器管理
私達は, 平成12年10月の病院全面新築移転の際, 移転前の医療機器管理方法に関しての反省点を挙げ, 医療機器管理システムを作成して医療機器の中央管理を導入した。この結果, 所有機器が明確になり, 機器の稼動状況の把握や, 故障・修理原因の分析, 修理費用の把握が可能になった。今後は, このシステムを更に改良し, 看護師に対し, 機器の貸し出しについての省力化を図ることや, 施設課との情報の共有化, また, 医療機器管理システムのデータを利用して稼働率や修理率を算出し, 医療機器の購入や更新, 破棄に関しての参考資料としていくよう考えている。 医療現場においてME機器の使用は必要不可欠であり,...
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Veröffentlicht in: | 日本農村医学会雑誌 2003, Vol.52(4), pp.733-736 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 私達は, 平成12年10月の病院全面新築移転の際, 移転前の医療機器管理方法に関しての反省点を挙げ, 医療機器管理システムを作成して医療機器の中央管理を導入した。この結果, 所有機器が明確になり, 機器の稼動状況の把握や, 故障・修理原因の分析, 修理費用の把握が可能になった。今後は, このシステムを更に改良し, 看護師に対し, 機器の貸し出しについての省力化を図ることや, 施設課との情報の共有化, また, 医療機器管理システムのデータを利用して稼働率や修理率を算出し, 医療機器の購入や更新, 破棄に関しての参考資料としていくよう考えている。 医療現場においてME機器の使用は必要不可欠であり, このような状況下での機器による事故防止, 適正機器台数の把握と共に, 適切な保守業務によるコスト削減に対してME機器管理システムを用いた中央管理は効果があると思う。 |
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ISSN: | 0468-2513 1349-7421 |
DOI: | 10.2185/jjrm.52.733 |