16. 院内安全対策への取り組み‐院内研修会の紹介

当委員会では毎月事例報告を分析し, 事故防止マニュアルの作成と事例集を各職場に配布し, 安全管理の周知徹底を目的としているが, 輸液・注射・内服に関する報告は約70%を占めている. そこで今回「輸液編」「輸血編」についてビデオ作製を行い, 院内研修に取り組んだので報告する. 〔方法〕1. 当院の輸液・輸血マニュアルに沿って, 委員がシュミレーションビデオを作製する. 2. 研修会でビデオ鑑賞し, マニュアルとの違いをグループ討議する. 〔結論〕ビデオによる視覚的研修方法は, 安全に対する職員への啓蒙につながる. 〔今後の課題〕安全な医療を提供するために, 職員一人一人の意識を向上させていく....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本農村医学会雑誌 2003, Vol.51 (5), p.806-806
Hauptverfasser: 藤宮好美, 西村さと子, 青木美雪, 町田里美, 大島ユリ子, 植木和則, 本間憲治
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:当委員会では毎月事例報告を分析し, 事故防止マニュアルの作成と事例集を各職場に配布し, 安全管理の周知徹底を目的としているが, 輸液・注射・内服に関する報告は約70%を占めている. そこで今回「輸液編」「輸血編」についてビデオ作製を行い, 院内研修に取り組んだので報告する. 〔方法〕1. 当院の輸液・輸血マニュアルに沿って, 委員がシュミレーションビデオを作製する. 2. 研修会でビデオ鑑賞し, マニュアルとの違いをグループ討議する. 〔結論〕ビデオによる視覚的研修方法は, 安全に対する職員への啓蒙につながる. 〔今後の課題〕安全な医療を提供するために, 職員一人一人の意識を向上させていく. 報告システムの定着を図り, 事例に対するカンファレンスの充実と評価修正を積み重ねていく.
ISSN:0468-2513