全国の医療機関における退院計画システム化の進捗状況
無作為に抽出した全国の医療機関に退院計画システム化の進捗状況について調査を行った。その結果退院調整専門職がいる医療機関は約20%であった。今後医療機関が退院計画の実施によってケアの質を高めるためには, 退院計画のシステム化, 退院調整専門職や退院計画部門の設置, 患者や家族の参加による退院計画の立案と修正, 社会資源に関する十分な情報の開示, 効率的なスクリーニングとモニターリングおよびフォローアップシステムの整備, 外来機能の見直しや訪問看護部門の設置と充実, 関連諸機関との連携強化等が課題であることが明らかになった。...
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Veröffentlicht in: | 日本農村医学会雑誌 2003/01/30, Vol.51(5), pp.712-723 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 無作為に抽出した全国の医療機関に退院計画システム化の進捗状況について調査を行った。その結果退院調整専門職がいる医療機関は約20%であった。今後医療機関が退院計画の実施によってケアの質を高めるためには, 退院計画のシステム化, 退院調整専門職や退院計画部門の設置, 患者や家族の参加による退院計画の立案と修正, 社会資源に関する十分な情報の開示, 効率的なスクリーニングとモニターリングおよびフォローアップシステムの整備, 外来機能の見直しや訪問看護部門の設置と充実, 関連諸機関との連携強化等が課題であることが明らかになった。 |
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ISSN: | 0468-2513 1349-7421 |
DOI: | 10.2185/jjrm.51.712 |