1. らせんCT 検診車による肺がん検診で慢性閉塞性肺疾患を検出できるか

一般住民を対象としたらせんCT検診車による肺がん集団検診の画像を用いて慢性肺気腫（CPE）の検出を検討した. 〔対象と方法〕らせんCT肺がん検診希望者 Y村168人（村人口8,109）, S村81人（村人口 8,109）, 合計249人（男性119人, 56.4±12.6 歳, 喫煙者102人, 女性130人, 57.9±11.9歳, 喫煙者22人）を対象とした. らせんCT撮影条件：管電圧120kV, 管電流25mA, X線ビーム幅10mm, スライス厚10mm. 〔結果〕CT所見よりCPEと診断した症例は16人（男14, 女2）, 年齢65.5±13.9（34～78）歳, 喫煙指数：81...

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Veröffentlicht in:	日本農村医学会雑誌 2002, Vol.51 (4), p.652-653
Hauptverfasser:	小林俊夫, 黒岩靖, 滝沢宏, 杉原五百枝, 奥原いずみ, 藤本圭作
Format:	Artikel
Sprache:	jpn
Online-Zugang:	Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:	一般住民を対象としたらせんCT検診車による肺がん集団検診の画像を用いて慢性肺気腫（CPE）の検出を検討した. 〔対象と方法〕らせんCT肺がん検診希望者 Y村168人（村人口8,109）, S村81人（村人口 8,109）, 合計249人（男性119人, 56.4±12.6 歳, 喫煙者102人, 女性130人, 57.9±11.9歳, 喫煙者22人）を対象とした. らせんCT撮影条件：管電圧120kV, 管電流25mA, X線ビーム幅10mm, スライス厚10mm. 〔結果〕CT所見よりCPEと診断した症例は16人（男14, 女2）, 年齢65.5±13.9（34～78）歳, 喫煙指数：816±642, FEV1.0％73.0±10.3％であった. 全員CPEおよび禁煙教育などの治療を受けていなかった. 〔総括〕らせんCT検診車によるCPE早期発見の可能性が示唆された.
ISSN:	0468-2513